ヨメシン、作詞デビュー!(SAIL FREE 作詞エピソード)

ヨメシンです!!

やらまいかミュージックフェスティバルの記事で紹介しましたが、
この度、ヨメシンが作詞、アサシンが作曲した楽曲「SAIL FREE」をお披露目しました!(拍手~~っ)

読者

ヨメシン、この間はWebデザイナーになるって言ってなかったっけ?
今度は作詞?いったい何になろうとしてるの?

はい、本当にその通り。
ヨメシン自身、自分が作詞をするなんて全く思いもよらず(このセリフ前も言ったな…)。

しかしワタクシ、本当に心を動かされると言葉が溢れてきて誰かと語り合いたくなるタイプの人間で(誰でもそうかも)。
かといって大人になると、いつ何時でも語り合える相手や時間がある、というわけでもないじゃない?(同意求む)

そういう、誰かに聞いてほしいけど言い出しにくい気持ちって、歌詞にすることで人に「いい曲だね」と言って貰えたり共感してもらえたりするんですよね。
行き場のない気持ちが作品に昇華されて、温かいフィードバックが返ってくる作詞という体験は、大変感激でした。
これからも、ふとした気持ちの揺れを歌詞にして残していけたら、と思うようになっています。

今回は、「SAIL FREE」の作詞に至ったエピソードをごくごく簡単にご紹介したいと思います。

この記事の内容

友人がオリンピックを目指し始めました

冒頭で紹介したオリジナル楽曲「SAIL FREE」。
英和辞典ではこんな感じの意味です。

sail free
 追い風を受けて航海する

英辞郎 on the webより

実はこの曲、セーリング競技で2024年パリ五輪を目指す私の友人に向けて贈った、応援ソングなんです。

その友人というのは、YAMAHA Sailing Team “Revs” 所属のプロセーラー、関 友里恵選手。

読者

へー?!友達がオリンピックを目指してるの?

そう、びっくりですよね!!
私もはじめに聞いたときは、驚いて飛び上がりました(笑)

でも、ヨメシン、彼女のこれまでを振り返り、
「あぁ、これは彼女なりのアンサーだ」
と、すぐに腑に落ちたのでした。

「生きること」は挑むこと

元々親交のあった私たち。いつかの食事の席で、
 ヨメシン「20代の間はやりたいこと思い切りやって自分を知ればいい。」
 友里恵 「まさに今、これからのキャリアに迷ってて…」
みたいな感じで、彼女のほうから将来についての悩みを打ち明けてくれました。

その時ヨメシンは彼女のセーリング競技者としての輝かしい戦歴も挫折も知らず、
ただ会社員としてのキャリアに迷う、よくある悩みだと思っていました。

そのうちヨメシン自身の結婚が決まり、コロナ禍に入り、さらに彼女も職場が変わり、
ゆっくり話せる機会がなくなって久しくなった頃。
久しぶりに彼女のほうから連絡をくれたんです。

「私、会社を辞めて現役復帰して、2年後のパリ五輪を目指す!」

正直、飛び上がりました。
純粋に驚いたのと、嬉しかったのと。
ちょうど私もWebデザイナーになりたくて動き始めた時期。
どんどん話が弾み、その流れでセーリング競技のことや彼女の来歴について初めて知ることになりました。

学生時代から国内では常に優勝争いに絡む選手だったこと。
まだ学生のうちにプロチームに引き揚げられ、プロの世界でも活躍したこと。
惜しくも東京五輪の代表選考に漏れ、現役引退したこと。
その後、チームを運営する会社にそのまま正社員として雇われたこと。

関友里恵という人物を改めてよく知ったと同時に、コロナ前に見せた彼女の迷いの意味も垣間見えた気がしました。
順風満帆な競技生活から一変、引退後は会社員としてデスクワークの日々。
コレで良いのか、と自問自答していたのだろうと。

そしてその問いに対し「もう一度、競技に挑戦する」というアンサーを手繰り寄せたのだろうと。

彼女の話で印象的だったことがあります。
「今までは誰かがくれた進路を歩いてきたけど、いま初めて自分の意志で挑戦することを決めた。
 今までと違って確かなものは何もないけど、人間、覚悟が決まったら何でもやれる」

彼女にとって「生きること」は、「挑み続けること」なんだと思いました。
ヨメシンが自分の道を「学び続けること」に見出したように、彼女も自分の人生を見つけたのだと、
共感するとともに、何とも上手く言い表せない想いで全身が震えたのを覚えています。

歌の力で応援できることに感謝!

こんな熱い覚悟を聞いたアサシン&ヨメシン、
まずはアサシンが「関友里恵 公式応援ソングを書きたい!」と燃え上がり、
流れでヨメシンが歌詞を書かせて貰うことに。

初めての作詞。
だけど不思議と、言葉が溢れてきました。

今この瞬間にすべてを賭けて、自分の生きる道を進む彼女。
パリ五輪の結果がどうあれ、きっと彼女の人生は挑戦に満ちていくと思います。
だから、成功よりも成長を大切に。
今の覚悟を忘れずに、この挑戦をやり切って欲しい。
そんな想いを込めて、とにかく彼女の支えになりたくて、夢中で歌詞を書き上げました。

心からリスペクトする友里恵ちゃんへ
貴重なこの瞬間を音楽で応援できることに、本当に感謝しています!!

ヨメシン

SAIL FREE
作曲・編曲 ASSASSIN / 作詞 YOMESSIN

「あの日々に 戻りたい」じゃない
自分の意志で 進みたいんだ
私には この海しかない
魂の光  導く 一本道

私が君を支えるから
みんなに見せよう 戦う背中
逃げるのは もうやめて
憧れの場所へ漕ぎ出そう

向かい風さえ  力に変えて
君が選んだ コースを行くよ

風を読み  波に乗り
いま 常識を 覆せ
見返りは 求めない
いま この瞬間 すべて賭けて

勝ち負けだけじゃない このレースを
君と一緒に 走っていくよ

風を読み  波に乗り
いま 常識を 覆せ
見返りは 求めない
いま この瞬間 すべて賭けて

このままじゃ 終われない
生きることは挑むこと
叶わない 夢じゃない
いま栄光の フィニッシュライン
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